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2006年3月9日 Category: 読んだ Tag: ,


尾形光琳を中心に、琳派の絵師たちの作品と、解説文が載った本。
『燕子花図屏風』や『紅白梅図屏風』ももちろん掲載されてます。

絵画、工芸と幅広く手がけた光琳の作品には、デザインに近いものを感じます。

シンプルな文様と大胆な構図で形成されたものは
絵画というよりも、今でいうグラフィックデザインに近いと思う。

現に、光琳の図案が工芸品や着物に用いられ、流通したことを考えると
光琳は江戸時代のデザイナーと言えるかもしれない。

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