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2006年4月23日 Category: 読んだ Tag:


能楽師「世阿弥」が室町時代に書いた秘伝書を
分かりやすく現代語訳してくれた本。
古文の苦手な僕にうってつけ! 

内容は能を演じる上での心がけから始まり哲学にも至る。
能に興味がない人が読んでも面白くないんじゃないか?と思うだろうけどそんなことないです!
600年くらいに書かれた文章なのに、ぜんぜん古くさくない。

“どうやったら多くの人の心を掴めるか、美しいとは何なのか、幽玄とは…”

今のアートやクリエイティブな分野にも通じることがたくさん書かれています。
日本人の美意識を再認識するには一番の本です!

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