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2008年6月17日 Category: 見た Tag: ,

情熱大陸。「デザイナー ナガオカケンメイさん」を見ました。

以下情熱大陸より抜粋
「○○デザイナー」といカテゴリーにとどまらず、その活動は独特だ。
今、ナガオカの拠点となっている活動が、2000年から始めている「D&DEPARTMENTPROJECT」でデザインと消費を考えるというもの。「デザイナーが無自覚に作り出すモノが、ただゴミになっているのではないか」という考えに基づき、まずデザイナーの視点で展開するリサイクルショップを始めた。そこでは作り手が真剣に生活者に向き合っていた60年代のデザインに注目し、いくつかのメーカーに働きかけて、復刻版の商品をプロデュースする事業を成功に導いた。
さらに、全国各地の寿命の長い商品や伝統工芸品などに光を当てる「ニッポンビジョン」プロジェクトも企画。ロングライフデザインを発掘するために日本中を飛び回るナガオカの、「デザインとは誰のためにあるのか?」を探し続ける生き様を追う。

見ていて、特に印象的だったナガオカさんの言葉、

「日本は狂ってますよね」
「チャンチャラオカシイ」
「ものすごい量の買い物をして、ものすごい量の使えるものを捨てて…」
「昔のデザイナーってモ良き生活者モだったんですよ。自分で欲しくないものなんか作らなかったんですよ。」

確かにその通りですね。
昔のデザイン、特に昭和のデザインって、無駄のないデザインが多いんですよね。
いい意味で「生活感」があるというか。
現代の多くのデザインは、短いサイクルでどんどん生み出していくものなんですよね…。より多くの利益を生み出すために、マーケティングリサーチをし、大々的な広告によって、人々にどんどん買わせていく…。

長く使えるいいモノって、いまどれくらいあるだろう…。

面白かったのが、D&DEPARTMENTの紙袋のリサイクル。
デパートなどの紙袋にテープを貼って、もう一度リサイクルしてしまおうというもの。前に、そういうことをしようとしているって話を聞いたけど、ホントに始めたんですねw。
そのリサイクルは、確かに昔、おばあちゃんとかがよくやってたことですよね。高島屋や三越の紙袋何個も何個も取っておいて。別の機会に使うってこと。
あれこそ最もシンプルで明解な「リサイクル」ですね。

《情熱大陸 ナガオカケンメイ 動画》

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