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2010年2月14日 Category: 読んだ Tag:

「ポール・ランド デザインの授業」を読みました。
この本が発売されたのは2008年で、読もう読もうと思ってて、すっかり忘れてまして、最近やっと読みました。

ポール・ランドは20世紀を代表するグラフィックデザイナー。

おそらく多くの人が一度は見たことがあるのは、
IBMのロゴマークでしょう。

そんなポールランドが1995年にアリゾナ州立大学で行ったワークショップの議事録を中心にまとめられた本です。
この本の中で特に印象に残ったコトバがこちら。


「すべてのものは関係している。デザインは関係だ。」

「芸術の問題は、あるべき場所から隔離されているということ。
本来自宅の寝室やキッチンにあるべきもの。」

「デザインの基礎は、用語を自分で定義すること。
自分のやっていることを理解していないと何もはじまらない。」

デザインに対して真摯な姿勢のポールランドの、熱いメッセージがひしひしと伝わってきました。

非常に薄い本ですが、非常に内容の濃い本でした。

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