「電子レンジ、捨てるよっ」
そんな一言で始まるこの本は、
スローライフを実践されているフードジャーナリスト・平松洋子さんのエッセイ。
思い切って、家電やプラスチック製品を捨てて、
鉄瓶や木の器など、本当にいいものだけを周りに置いて生活されています。
そのどれもが素朴なモノ。
モノの本質をとらえてる方ですね。
本には筆者のこだわりの品が何品も紹介されてます。
便利な家電やモノで周りを囲むと、確かに効率的に生活を送れますが、
心が疲れてしまいそうになるときがあります。
多少、不便だとしても、素朴ないいモノを使う方が、人間らしい本来の生き方ができるのかもしれないですね。
そんな平松さんのような素敵なスローライフに憧れました。
(表紙の写真はブリキの米びつ。素朴なブリキがいい味をだしてますね。)