僕が小学生の時、大きな衝撃を受けた画家さんがいます。それは「磯野宏夫」さん。たぶん名前だけ聞いても分からないと思いますが、
16、7年くらい前、スーファミに熱中してた人は、
こう言えば「あぁ!」と分かると思います。
スーパーファミコンのソフト
「聖剣伝説2」「聖剣伝説3」
のパッケージの絵を描いた人です。
当時、僕は小3くらいだったと思いますが、
はじめてその聖剣伝説2のパッケージを見たとき衝撃を受けました。
「な、なんて繊細な素敵な絵なんじゃぁ!!」
と。
磯野さんの絵は、アマゾンや東南アジアのジャングルを彷彿とさせるような
自然の絵が特徴。
聖剣伝説のパッケージに描かれた「マナの聖域」の絵は、
まさにそのファンタジーの世界観を決定づけるほど素晴らしい絵です。
そんな衝撃を受けた磯野宏夫さん。
ここ数年、忘れてたんですが、
ただ、今年のお正月、実家に帰った時のこと…
今までアナログだったテレビが、ついにプラズマテレビに変わってたんですね。
で、テレビ台を捨てることになり、その時ある箱が出てきた様子。
母「あんた、もうこのゲームの箱いらんのんじゃろー??捨ててもええんー?」
見ると、それは「聖剣伝説2」の箱。
チボリ「あぁー!いけんいけん!取っとくわー!」
ずっとテレビ台の棚のところに入れっぱなしにしてたんですね。15年間(笑)
それでパッ思い出しました。磯野宏夫さんを。
で、その後2階の元自分の部屋(現・半分倉庫)を整理してたら、
中学の頃の教科書が出てきたんです。
出てきたのは「中学公民」の教科書。
表紙は未来的な街並みでなんだか素敵。
「ん?」
「あれ?この絵は・・・まさか・・・」
裏のページを見てみると
『装丁イラスト:磯野宏夫』
の文字が!
えー!これも磯野宏夫さんの絵だったのか!
中学卒業して11年後。いまさら気づきました(笑)
なんだかこのお正月の数日間に、一気に磯野宏夫さんを思い出されるものを見つけてしまいました。
それから2ヶ月後、
つい最近。
東京目黒をあるいてると、
あるポスターが。
「ん?」
「あれ?この絵は・・・まさか・・・」
い、磯野ーーっ!!
磯野宏夫だ!
どうやら劇団四季さんのポスターらしいです。
おー。10数年たった今もこうやって活躍されているのですねー。
なんだかこの1ヶ月で、一気に磯野宏夫さんを思い出しました。
なにか磯野宏夫さんに引き寄せられてしまったような感覚。
ホームページ見たら画集もあるみたいなので買ってしまおうかなぁ。