昨日のカンブリア宮殿を見ました。
ゲストは吉本興業社長 大崎洋さん。
元サーファーで、NSCの立ち上げやダウンタウンの担当を経て、ついには社長になった人。
大崎さんと言えば、昔ごっつええ感じとかでドッキリの仕掛人として出てたイメージが強いw。
社長になったというニュースを聞いたときもビックリしたけど、
経済番組で真面目にビジネスを語るくらいビッグな人になったんだなぁ。
大崎社長がゲストということで、紳助さんやダウンタウンもVTR出演。
裏番組でダウンタウンDXやってるというのに(笑)
番組で印象に残ったのは、昔のダウンタウンと大崎さんのやりとり。
ダウンタウン:
「俺ら面白い?」
大崎:
『面白いよ』
ダウンタウン:
「そんなら、何で売れへんのやろ」
それを聞いて大崎さんはハッと気がついた。
”場”がないと売れるものも売れない。
当時のなんばグランド花月の客層はほとんど年寄ばかり。
若手の芸人は誰もウケてなかった。
そこで新しく若者向けの劇場を作った。
それが心斎橋筋2丁目劇場。
それをきっかけにダウンタウンは一気に売れることとなった。
インタビューで島田紳助いわく、
今までの笑いは、子供からお年寄りまで笑わせるのがいいとされていた。
でも時代が変わってきていた。
音楽が子供からお年寄りまで愛される歌謡曲から、若者だけに愛されるロックやJPOPへと細分化されたように、笑いも細分化が始まった。
これからは若者向けへの笑いへ細分化される時代になる!
それを当時見通してた島田紳助と大崎さんはやっぱりすごい。
時代の変化を察知し、そしてそれを実際に形にしていったというところが大崎洋のプロデュース能力のすごさなんだろうな。
[動画]カンブリア宮殿 – 11.04.28 笑いの王者・吉本興業社長登場
http://v.youku.com/v_show/id_XMjYyNjk2NTA0.html