『はじめて語られる企画の「虎の穴」』を読みました。
これはTSUTAYAを創業したCCCの増田宗昭さんが書いた本。
TSUTAYAの起業から今までの話を通して、
「企画」とはなにか?について書かれている本になります。
オーダーメイド採寸の洋服店で大きくなったところはない
企画の規格化
1つの強力な企画を作り、それを規格化し広範囲に広げるのが効率的。
お客様にその都度合わせて商品を売るのは効率が悪い。
1つの企画を規格化したの例は、 マクドナルドであるし、H&Mであるし、スターバックスであるし、TSUTAYAでもある。
日本の将来において、モノづくりだけの企業、部門はすべて消えるだろう。
単にモノを作るだけなら労働力や土地の安い海外に出ていったほうがはるかに得策であり、
日本国内には企画のセクションだけが残ることになる。
読んで分かったのは、TSUTAYAは常に「新しいライフスタイルの情報を提供する拠点」というコンセプトを一貫してるんだなぁということ。
今まではレンタルビデオ屋さんという認識でしかなかったけど、
渋谷のTSUTAYAにしても、六本木、代官山のTSUTAYAにしても、
常に時代の先端を行くようなものを作っている。
それもただ全く新しいものをつくるんじゃなくて、顧客にとっての価値の上に企画している。
それが TSUTAYAがここまで広がった力なんだろうなぁ。