最近、おもしろい形状のペットボトルが増えてきましたね。
・川のせせらぎを彷彿とさせる「清流七茶」
・オシャレな小瓶のような「午後の紅茶」
・お遊びが過ぎてる「ファンタ」
僕的には「清流七茶」のデザインが一番好きですね。
清流というネーミングとボトルの形状。コンセプトが見事に合致しているように思えます。
店頭に並んでると、つい目がいってしまうし、
何より「清流が流れてるわ~」感が出まくってる!
ホント涼しい風がフワっと流れてくるような爽やかな印象を受けます。
こんな複雑な形状が作れるようになったのも、ペットボトルの製造工程が
ここ最近、変わってきたからだそうですよ。
それは飲料を充填するときの行程。いままではボトル内に雑菌が入らないように高温で飲料を充填する方法を取っていたそうです。
だけどこの方法だと飲料が常温井戻った時、気圧が変化するため変形してしまう。
この圧力をおさえるため溝をつけなくてはならず、その形状が”今までのペットボトル”だったそうです。
けど最近、高温じゃなくても滅菌する方法が確立されたため、減圧を考慮したデザインにする必要がなくなり、より自由な形状のものが作れるようになったとか。
なるほど~。それで最近いろいろなカタチのペットボトルが増えてきてんのかぁ~。
デザインの自由度が増えた分、これからはデザイナーの力がさらに問われるようになりますね~。
お店でまず手に取ってもらうには、中身より、ボトルのデザインがより重要になってくるかもしれないね。
でも、いくら自由な形状が出来るようになったからって、ファンタのアレはないよなぁ~。
アレは、正直”持ち歩こう”という気にならんわ~。
なんかアレ持ってたら周りの人にジッロジロ見られそう。
(引用:日経デザイン7月号)