先日、六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催中の
「佐藤雅彦ディレクション “これも自分と認めざるをえない”展」
を見てきました。
佐藤雅彦さんは元 電通のCMプランナーで、
「ポリンキー」「ドンタコス」「バザールでござーる」
そして「だんご3兄弟」「ピタゴラスイッチ」を手がけたことでも有名です。
そんな佐藤雅彦がディレクションした企画展がこの「“これも自分と認めざるをえない”展」です。
展示のテーマは「属性」
最先端のテクノロジーやインタラクティブな映像作品が中心。
見に来た人が実際に体験することのできるのが特徴の展示会です。
まずこの企画展が面白いのは、
最初に『測定』をすること。
入り口にブースがあって、まずそこに入ると…
・名前を入力
・身長・体重の測定
・虹彩の測定
・リモコンを持って、空中に星を描く
などの「測定」をします。
何のために測定するんだろ?と思いますが、
この測定が後で意味が分かってきます。
で、展示作品の中から何点かご紹介。
[指紋の池]
モニターで出来た池のようなところに、何かがウゴウゴ泳いでます。
なんだろ~、と近づくと・・・・
し、指紋だ!!指紋が泳いでる(笑)
池の前に機械がありまして、そこに指を置くと、自分の指紋が池に放たれて、泳いでいく、というもの。
すごいのが、この指紋、展示期間中はずっと泳ぎ続けてて、
もし2回目以降にもう一度機械に指紋を認識させると、自分の指紋が戻ってくるとのこと。
僕の前にいた人が2回目の人だったらしく、たしかに指紋がウヨウヨウヨ~って戻ってきてました(笑)。
[顔認識]
顔認識機能を使った作品みたいです。
天井から吊るされたカメラによって顔を判断するみたい。
「男性」「女性」
「29歳以下」「30歳以上」
「笑顔」「無表情」
を機械によって判断してくれます。
今の顔認識の技術ってすごいんだなぁ。
僕は全部正解していました^^
ただ、これ機械に間違った判断された人はショックだろうなぁ。
[身長・体重認識]
体重と身長から個人を特定するみたい。
まず身長を測定すると、背後のモニターに候補の名前が次々と出てきます。
[〇〇あるいは〇〇]
みたいな感じでぶわ~っと出てきます。
次に体重測定。
すると次第にしぼられてきて、候補の名前が決まります。
僕はこれも正解でした!すごい^^
[虹彩]
覗き穴を覗いて、虹彩を測定し、
誰のものかを当てます。
これまた正解!
円状に010101の羅列が。
虹彩の情報をデジタル情報に置き換えているみたいです。
体験できる展覧会で非常に面白かったです^^
きっと普段アートに興味がないと言う人でも楽しめると思います。
それにしても最新の認証システムの精度ってすごいんですね~。
ここまで精度が高いとは思いませんでした^^