今月号のソトコト (No.144)の特集が面白かった。
「60の誠実な会社の話」
という特集。
地方で少し変わったビジネスをしている小さな企業の特集、みたいな感じでした。
愛知県の手作りタイルメーカー、
ワッツビジョン
この企業の従業員はほとんどが主婦。
仕事中心ではなく家庭中心に!
をモットーにしているそうです。
なので
- 子供同伴での出勤できる
- 子供の都合上に合わせて出勤時間を自分で決められる、完全フリータイム制が可能
などの特徴なんだとか。
地方の中小企業でこれを実践してるのはすごい。
写真が載ってたんですが、子供達が仕事場なのにそこで遊んでたりしたのが印象的でした^^
ロンドンにあるスーパー
ピープルズ・スーパーマーケット
このスーパーは少し変わってる。
一見普通の小さなスーパーなんですけど、実は会員制のスーパー。
しかし会員になるには条件があって、
- 年会費25ポンド
- 毎月4時間の無給労働
が必要というもの。
年会費は分かるにしても、無給労働って。。。
つまりスーパーで働くということ。
えー!そんなスーパー聞いたことない(笑)
そのかわりメリットがあって、会費になると全商品10%で購入できるそうです。
大手スーパーではじかれるような野菜も扱い、地産地消、フェアトレード
を考えて出来たのがこのシステムなんだとか。
店主だけでなく、お客さんも一緒になって作っていくお店って新しい!
他にも賞味期限が近いものはサンドウィッチやパスタにして販売されるようで、すごい環境に優しいシステムもあるようです。
企業が独占的にやるんじゃなくて、環境や人をその地域でシェアしていくという考え方はこれから増えていくかもしれませんね^^
雑誌に載っている企業はまだまだスタートして数年のこれからの企業が多かったですけど、人間らしい生き方や、大量生産・大量消費じゃないこういう新しい形の企業が増えていくと、素敵な世の中になっていくような気がします~。